コミュニケーションツールを悪用した誹謗中傷行為

  • 誹謗中傷はアメリカ大統領選挙でも行われている

    • アメリカの大統領選ではネガティブキャンペーンがよく行われます。ネガティブキャンペーンとは、ライバルの候補者に対してマイナスになるような情報を発信し、人気を下げる行為で、一種の誹謗中傷行為といえます。



      インターネットの書き込みとは違い、誰が誹謗中傷しているのかはっきり分かるのが特徴です。



      大統領選でのネガティブキャンペーンの歴史は古く、最も有名な事例が1964年に起きました。



      民主党のジョンソン候補は共和党のゴールドウオーター候補に対して広告を通して誹謗中傷しました。

      その広告の内容は、花びらを1枚ずつ数えながらちぎっている少女の声が核ミサイルのカウントダウンへと切り替わるものでした。
      当時冷戦中のソ連への強硬策を主張していたゴールドウオーター氏が当選すれば、核戦争につながるというメッセージで、ゴールドウオーター氏は大敗を喫しました。



      ネガティブキャンペーンは、2012年の大統領選でも行われ、民主党候補のオバマ大統領と共和党候補ロムニー前マサチューセッツ州知事は互いを誹謗中傷した政治コマーシャルを流しました。


      シカゴのドポール大学のメジー教授は、ネガティブキャンペーンが過密だと指摘しつつも、自陣営の支持者を団結させる一定の効果があると述べました。



      一方で、マイアミ大学のフェルナンデス准教授の調査によると、内容が行き過ぎた誹謗中傷は、視聴者側の反発を招くとしています。



      ネガティブキャンペーンには一長一短があり、それを見極める有権者の力も重要です。

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